観光の地だった 夜叉ケ池〜三周ケ岳


  ●場 所 福井県南条郡南越前町・岐阜県揖斐郡揖斐川町
  ●標高 1206m 
  ●山行日 1994年10月23日(日)
  ●多治見から登山口まで 多治見=大垣C=揖斐=広瀬=駐車場
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 丹羽、中山、中村、林
  ●コース
                       周辺地図こちら    


多治見、5:30発。

大垣ICから揖斐方面へ向かう。

この道は、蕎麦粒山へ来たときと同じ道なので、
中山さんが上手にリードしてくれる。

広瀬から登山口までの道が延々と続く。
右に川を眺め下ろし、対向車がきたらと思うと景色をのんびり見ておれないが、
遊歩道としても素敵な道

こんな奥まったところに立派な車の駐車場。7:50着。

登山ではなく観光地らしい。

出発の用意をしている 間にも続々と車が到着する。

8:05、登山口発。

川(池の又谷)に沿って下ったり登ったり、広くて歩きやすい道。
  
    

中山さんが、大きなアキチョウジを見付ける。
が、大きすぎてラショウモンカズラ ふうなので今時?と不思議がる。

後で、アキギリと思い出す。

広葉樹が多く、真っ青で雲ひとつ無い青空に紅葉が生える

どちらかといえば、黄色が多め。

車から降りたとき、寒くて着込んだセーターなども、
すぐ暑くなって脱いでしまった。

余りのたらたら道に、30分を忘れ、気が付いたら45分過ぎ。

幽玄の滝まで1時間30分掛かると思っていたら、約1時間で着いてしまった。

ここからの道々、『夜叉壁の頭』がまるで『宝剣』か『槍』の様に見上げられ、
この登山道の辺りはカールにあたるねと言い合う。

    
  
  

ダイモンジソウも名残をとどめ、白馬で見た『ヒナノウスツボもどき』もたくさん茂っている。

以前、中山さんが来たときは(初夏)花が一杯だったとか。

夜叉ケ池着、9:30。
さすが観光地。
池の上部に、一団体。
間を縫って池の水辺まで降りる。

人はまばら。(帰りは、池の周りにびっしりの人・人・人・・・)

まじかに見る池は、想像していた神秘的なイメージは少しもなくただの池

帰りに ゆっくり見ようと言うことで三周ケ岳を目指す。

少しは静かになるかと思ったが、何の何の。
ぞろぞろと団体が前・後に付いてくる。

紅葉は今が見頃で、左右を見ながらも足取りは緩めずぴったり後に付く。

小さな岩場で難渋している前のパーティーを抜かし、先頭に出る。

こんな所こんな時に・・・と思う所に何とカライトソウが・・・

後ろの雑音から逃れたいために足を早くし、
笹をかきわけ、これが有名な三周ケ岳のヤブコギかと思いながらぐんぐん歩く。

  

頭までもぐる笹、紅葉のブナ林を過ぎてやっと頂上着。10:40。
一等三角点。

  

先着は男性1人のみ。

今のうちにココアタイムの場所取りを。

すぐ団体がどやどやと到着。
小さな広場はすぐに満員。
川崎重工の元気な 山岳部。

池から休まず歩いてきてぴったり1時間10分。コースタイム通り。

山頂が溢れるほどになってきたので早々に退散。11:15発。

帰りは時々擦れ違うくらいで、のんびり歩ける。
紅葉の鮮やかさと日陰の黒さが対象的でついシャッターを切る。

池の傍までくるとすごい人だかり

まだここの方がましと池を見下ろす道端で休憩。
12:25〜12:35。

  

しかし、後から後から登ってくる人に帰りの渋滞を恐れ、走り降りる。

林さんも、中山さんも順番待ちで降りれず。

登り、素晴らしい眺めだといって喜んでいた夜叉壁の頭は、
三周ケ岳への道より低いことが分かり、権威失墜。

途中でトップを中山さんにかわり、後ろからのんびり付いていく。

下りが苦手のはずなのに微塵もそれを感じさせない歩き。

もうすぐ駐車場という辺りの川で顔を洗い、さっぱりする。

13:35〜13:40。
今日も、中村さんのフルーツのお世話になる。

13:42着。13:50発。

帰りは揖斐川?の堤防ぞいに大垣まで。
行きより早く着いたとか。

これで、暫く中村さんとの山行はお休み。
年賀状印刷が忙しくなるから。


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